MMA特に寝技の魅力を伝えたいブログ

MMA、特に寝技の魅力を発信していきます。

青木真也選手勝利!

1月22日シンガポールで開催されたONE Championship「ONE: UNBREAKABLE」にて、青木真也選手がジェームズ ナカシマ選手を相手に1ラウンドRNCで下し勝利。

 

おめでとうございます!!

もろ差しから崩し、飛びついてバックへ。

腕に散らしながら最後はリアネイキッドチョーク。

青木選手らしい、組技の展開からの勝利でした。

ジェームズ・ナカシマ選手は元々ウェルター級の選手で、岡見勇信選手にも勝利した強豪です。

レスリング主体のグラップラーで、ギロチンも使える選手。 

言わばグラップラー同士の戦いにおいて見事勝利した青木選手。

 

1年8ヵ月のブランクを感じさせない素晴らしいゲームメイクでした。

 

 

映像を見ながら詳しく解説していきたいと思います。

YouTube ONE  Championshipより引用

https://youtu.be/6Xnq01vHTY4

開始1分あたり、青木選手のカウンター気味の右がヒット。

少し効いたか。

それでも前に出てくるナカシマ選手。


f:id:kacchanchang:20210123210635j:image

1分30分あたり、ナカシマ選手のワンツーに合わせてもろ差しで組みに行く青木選手。

青木選手が押し込む形の壁レスへ。

 

直ぐ様左に崩し、そのままスタンドのバックからシートベルト&対角の足をロック。


f:id:kacchanchang:20210123221037j:image

 

飛びつく様にフルバック→作れずとも手前の足へ三角ロック。

 

ここでナカシマ選手がシートベルトをくぐる様にエスケープを試みる。

 

青木選手が、逆に首から左の手首を手前からコントロール

 

ナガシマ選手もグリップを切りながら青木選手を振り落とそうとするが、変形のシングルバックから再度飛びつきフルバックの4の字フック完成。

 

 

右手をねじ込む様に左手被せてRNCタップアウト!!


f:id:kacchanchang:20210123220949j:image

 

ポイント1 早い展開で壁レスに持ち込めた

 

ポイント2 スタンドバックの展開から焦らずシングル→じわじわフルバックを完成

 

ポイント3相手のグリップファイトでのエスケープに対してシートベルトから脇差しに変えて振り落とされなかった